IR情報経営方針
「NITTAN Challenge 10」とは
当社グループがもっとも影響を受ける自動車業界においては、電動化やEV化への大きな潮流や自動運転技術の進化に加え、SDGsをはじめとする企業のサステナビリティへの取り組みが重要性を増しております。
このような環境下において、当社の存在価値と生命力を確保するために、2030年までの中長期方針を2019年度に策定いたしました。
2030年度に目指す目標指標
連結売上高 | 連結営業利益 | 連結営業利益率 |
---|---|---|
1,000億円 | 100億円 | 10%以上 |
Vision I と Vision II
NITTAN Challenge 10(以下、「NC10」という。)を達成するために、xEV部品事業を加えた3本柱の構築を目指しており、既に企画・計画の段階から実行に移しております。
開発アイテム概要
当社は、既存事業の技術を忘れずに、さらなる付加価値製品の開発に取り組みます。また同時に、次世代に対応できる新事業・新商品化の実現に向け、当社一丸となり、開発に鋭意取り組んでおります。
(2022年4月1日時点)
開発区分 | xEV対応 | 開発品目 | 製品イメージ図 | ターゲット顧客 | 製品特長 |
---|---|---|---|---|---|
VISION I | - | 底面鏡面化バルブ | 自動車メーカー | ノッキング抑制による、燃費向上 | |
ハイパー中空バルブ | 自動車メーカー | 温度低減による、全回転域での燃費向上 | |||
水素エンジン用バルブ |
|
新燃料エンジンに対応 | |||
舶用油圧リフター | 舶用エンジンメーカー | メンテナンス回数低減 | |||
舶用中空バルブ | 舶用エンジンメーカー | 燃費向上 | |||
VISION II | ● | xEV用減速機 | 自動車メーカー | 独自機構により、他社より小型・軽量 | |
● | FCV用電動過給部品 | (非掲載) | ターボ機器メーカー | 高精度、発電性能向上に寄与 | |
● | xEV用はすば歯車 | E-Axleメーカー | (精査中) |
Vision X
当社では、SDGsやESGの取り組みの重要性が高まる中で、新たなパートナーシップとアイディアから本業とは異なったマーケットや商品化の取り組みを始めています。これを、NC10の中でも「愉快な開発」として位置付け、新たな「創造と挑戦」から企業文化・社会をより豊かにしたいと考えています。
ゴルフパターProject
某クラブメーカーとのコラボレーションにより、海外ブランド打破に燃え、NITTAN固有の鍛造技術とミーリング加工とで挑むプロ仕様のパターです。
コースターProject
コーヒーのアルミ容器廃棄品をリユースしたコースターを開発中。
その唯一無二の七宝焼きと見まちがうほどの美しさは、まさにSDGsの逸品です。
NITTAN ワインストッパー
廃棄するチタンバルブをワインボトルの栓に改造したアイディア商品。
その個性は、ワインだけではなく、ウィスキーや日本酒の瓶にも目を引くアクセントになります。