まさに名脇役。エンジンバルブの繊細な動きをサポートするだけでなく、バルブの長寿命化やエンジン組み立てコスト削減にも貢献。

エンジンバルブを開閉させるバルブリフター（タペットやローラーロッカーアーム）やハイドロリックラッシュアジャスター（Hydraulic Lash Adjuster＝HLA）などの動弁系部品開発にも力を入れています。ローラーロッカーアームは、カムとの接触抵抗を軽減する部品です。HLAは、エンジンの温度変化により発生するエンジンバルブの熱膨張・収縮に応じて、バルブクリアランスを油圧で自動調整をする部品です。いずれもエンジンに大きな影響を与える部品ですので、エンジン設計の段階からお客様との共同開発に取り組み、動作性能向上はもちろん、組立て性などのコスト改善課題にも貢献しています。