社会への取り組み地域社会・従業員との関わり
環境との共生
当社は、環境にやさしい製品・技術の提供を実践するだけでなく、地域社会と連携し環境保護活動の一翼を担えるよう努めており、地球環境との調和及び地域社会との共生を大切にしております。
秦野市植樹祭の活動風景
於:新東名高速道路新秦野IC周辺
(提供:秦野市)
当社インドネシア子会社内での植樹活動
地域社会との共生
当社は、企業を永続的に発展させるためには、従業員、顧客のみならず地域社会との共生が不可欠であると考えおります。近隣住民や従業員家族を招き、毎年夏に納涼祭を本社工場と山陽工場でそれぞれ開催しております。またその他にも寄付を通じた地域社会活動の支援等、地域に根差した取り組みを行っております。
第25回 納涼祭風景
2019年8月
当社タイ子会社から現地職業訓練学校への機械設備の寄付
主要海外子会社の取り組み
当社は、アジア・北米・欧州の海外9か国で、地域社会の人々に支えられ、長年事業活動を行ってまいりました。海外においても子会社を通じ、各地で社会貢献活動を推進しております。
地域 | 子会社名 | 活動内容 |
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アメリカ | U.S. Engine Valve (Partnership) |
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ポーランド | Nittan Euro Tech sp. z o.o. |
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インドネシア | PT. Federal Nittan Industries |
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タイ | Nittan (Thailand) Co., Ltd. |
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ベトナム | Nittan Vietnam Co., Ltd. |
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従業員とのつながり
当社は、企業理念に「人間性を尊重し、夢と活力のある職場を創造する。」を掲げ、従業員一人ひとりが、NITTANで働くことに誇りを持ち、そして幸せであると感じられるよう、ワークライフバランスの充実や健康増進、福利厚生の充実を図る取り組みを行っております。
働きやすい職場環境の整備
当社は、ワークライフバランスの充実に向け、休暇の取得促進や定時退社日の実施など、総労働時間の削減にも継続的に取り組んでおります。
休暇制度は、慶弔休暇、リフレッシュ休暇、バースデー休暇、時間単位での年次有給休暇など、従業員がフレキシブルに休暇が取れる仕組みを構築しております。
また、多様な働き方の促進として、フレックスタイム制度や育児・介護休業や時短勤務制度を設け、従業員の様々な状況に合せて、安心して働ける環境を提供しております。
当社従業員の有給休暇取得状況
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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有給休暇取得平均日数(日) | 17.0 | 16.5 | 16.3 | 17.6 | 17.7 |
有給休暇取得率(%) | 91.3 | 89.0 | 87.3 | 93.7 | 95.6 |
当社従業員の産休・育休取得状況
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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産休取得者数(人) | 1 | 3 | 2 | 3 | 1 |
育児休業取得者数(人) | 1 | 2 | 5 | 9 | 5 |
育児休業復職率(%) | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
当社従業員の平均年齢・勤続年数
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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平均年齢(歳) | 42.9 | 43.1 | 43.4 | 44.5 | 45.2 |
平均勤続年数(年) | 18.2 | 18.2 | 18.6 | 19.7 | 19.7 |
安心・安全な職場づくり
当社は、安全衛生の基本方針として、「一歩づつ着実に安全・安心・安定が実感できる企業づくり」を掲げ、従業員を含め当社にお越し頂くお取引様や協力業者様が、安心、安全に働ける職場の構築に取り組んでおります。具体的には、定期的な社内安全パトロールの実施や各職場のリスクアセスメントを行い、潜在的な危険性や有害性を発見することで、労働災害の未然防止に努めております。また、従業員の健康診断、ストレスチェックや扶養家族への健康診断の推奨、職業性疾病(粉塵など)に関しては、特殊健診の実施を行っております。
山陽工場に設置している女性専用ライン
女性専用ラインでの作業風景
福利厚生制度の充実
当社は、福利厚生制度の充実にも力を注いでおります。主な制度として、企業年金、退職金、財形貯蓄、住宅資金貸付、持株会等や独身寮や借上社宅制度(営業所勤務者・転勤者のみ)があります。
この他に、ユニークな福利厚生施設として、本社工場に大手コンビニエンスストアとタイアップした売店を完備しております。また、2021年11月には、本社工場グランドにテニスコートを設置しました。従業員はもとより一般の方も利用することができ、地域活性にも繋がることを期待しております。
本社工場事務厚生棟にある売店
従業員・一般の方も利用できるテニスコート
2021年11月完成
NPM活動
NPM活動はTPM(Total Productive Maintenance)という考え方・活動がベースとなっています。
TPMとは、社団法人日本プラントメンテナンス協会が提唱しているもので、生産システム効率化を極限まで追求する(=ロスゼロを目指す)企業体質づくりを目標とし、生産部門にとどまらない組織のあらゆる部門にわたって展開される全員参加の日鍛流カイゼン活動です。
"N"ittan流のTPMに取り組んでいこうということで、当社ではNPM活動と名付け、1991年の導入以来、その内容を更新しながら継続的に展開しています。
今、その取り組みでは"Nittan Total Productive Management"に進化したと言えます。
NPM活動方針
NPM活動で「お客様に感動を与える、ものづくり」を目指す!
NPM活動で基盤を強化する
- NPM活動を通してお客様が求める品質を作り上げ更なる改善のベースを確立する。
- 原価改善を強力に推進してネックを撲滅しお客様が感動する価格提供ができるようにする。
- NPM活動で技能・知識を習得し指示待ち人材から脱却し、自ら考えを持ち行動し仕事に活かす。
NPM活動で永続的に発展する
- 一人ひとりがアクションを起こし続け、ロスを排除し価値に換える活動を活性化させる。
- NPM分科会はチーム活動やプロジェクト活動を後押しし、技術力と改善力を向上させる。
- NPM分科会独自で新戦略を企画運営して行き、活動の活性化を図る。
NPM活動で風土を改革する
- リスクの排除や職場改善を通して働きやすい環境を形成していく中で、人の心に安全・環境意識を育ましていく。
- NPMの基本は「人創り」であり、体質改善が狙いでルールを守る意識をNPM活動を通して学び、学ばせる。
- Change発想を元に徹底した教育とフォローをして、成果に結びつける。
NPM道場での技術指導風景
舶用部品工場での改善事例の発表風景